ダイソンの半額以下!コスパ最高コードレス掃除機CL108FDレビュー

「電動工具メーカーのマキタから発売されているコードレス掃除機って、家庭でも使用できるの?」
「マキタって電動工具のメーカー?掃除機ってどうなの?」

このような疑問をお持ちの方へ

実は、マキタのコードレス掃除機は、家庭でもメインで十分使用できる万能掃除機です。
我が家ではマキタのコードレス掃除機を前機種から合わせると6年以上使っており、現行のCL108FDにおいては約3年間使用しています。
今では、マキタコードレス掃除機CL108FD以外の掃除機は処分し、この掃除機のみで毎日、問題無く使用しています。

メリット
デメリット
  • 軽い
  • 手軽に掃除できる
    (コードレス)
  • シンプルなパーツ
  • 安い(ダイソンの半額以下)
  • 壊れてもパーツ毎に取替え可能
  • 倒れやすい
  • 吸込み口が大きめ(ゴミが途中で詰まることもある)
  • 吸込み仕事率が標準モード(5W)では、パワー不足に感じる

この記事では、CL108FDを3年間使用した正直なレビュー「メリット」「デメリット」を詳しく紹介します。
マキタのコードレス掃除機を、ご家庭のメイン掃除機として使用してみませんか?

毎日の掃除がきっと楽になるはずです!

目次

株式会社マキタは日本の電動工具メーカー

まず始めに「株式会社マキタ」を紹介します。マキタは国内シェア60%以上のシェア№1電動工具メーカーです。愛知県安城市に本拠を置く日本の会社です。
電動工具は「電動ドリル」「電動ノコギリ」「電動ドライバー」などで、主に工事現場や工場などで多く使用されています。

この電動工具で使用されているバッテリーと同じものがコードレス掃除機に使用されており、さらには電動工具で培ったモーターの技術が掃除機に使用されています。

マキタのバッテリーは1つで多くの機器に対応しており、幅広く使用可能です。

マキタ公式カタログ

マキタのコードレス掃除機は、建築現場や駅、ショッピングモールなどで清掃員が使用しているところをよく見かけますよね。
そんな、業務用として使用されることが多かった掃除機ですが、最近はその値段と性能から家庭で使用するユーザーが増えてきました。

私も職場でマキタのコードレス掃除機を使用していましたが、家でも十分使用できると思い約6年以上前に家庭のサブ掃除機として購入しました。
今ではメイン掃除機として使用しています。

我が家で使用中のコードレス掃除機「CL108FD」の紹介

今回ご紹介するCL108FDは、バッテリーの容量(大きさ)によって2つのモデルに分かれます。

バッテリー容量4.0Ah CL108FDSMW
バッテリー容量1.5Ah CL108FDSHW

我が家で使用しているモデルは「バッテリー容量4.0Ah CL108FDSMW」です。

基本性能 CL108FDSMW

■吸込み仕事率 
 パワフル:30W
 強:20W
 標準:5W
■連続使用時間(分)
 パワフル:26分
 強:31分
 標準65分
■集じん容量
 600ml
■重さ(バッテリー含む/パイプ、ノズル除く)
 1.1kg

吸込み仕事率だけを見るとパワー不足に思いますが、そんなことはありません。
家庭で使用するには十分な吸引力です。

標準付属品

プレフィルタ
ノズル
フィルタ
ストレートパイプ
サッシ(すきま)用ノズル
バッテリー
充電器


写真で機能説明

①ワンタッチスイッチ
連続運転のため、スイッチを押し続ける必要がありません。

ON→「強▶パワフル▶標準」
   ボタンを1回押すと強モードで稼働。
   2回押すとパワフルモード。
   3回押すと標準モード。

OFF→「切」ボタンを1回押すと電源がオフに。

電源(モード変更)スイッチ

②高輝度LEDライト搭載
電源が入っている間は、ライト部分が発光。暗い場所でも使用できます!
また、バッテリーが切れそうになると「点滅」してお知らせしてくれる便利機能付きです。

LEDライト部

③バッテリー
バッテリーはスライド式で、簡単に脱着できます。
我が家のバッテリーは2代目(2020/9、Amazonにて相互バッテリー購入)、バッテリー容量は4.0Ahです。
1代目(バッテリー容量1.5Ah)に比べて長時間使用できる点が気に入っていますが、そのぶん大きさ&重さも増えます。

バッテリーの寿命は使用頻度により異なりますが、我が家の1代目(バッテリー容量1.5Ah)は約5年間使用できました!
充電器にセットしても「エラーが続いて充電できなくなってくる」とバッテリー交換のタイミングです。

バッテリー(10.8V,4.0Ah)

④カプセル式
カプセル部をひねって外すだけで、簡単にゴミ捨てができます。

プレフィルターの中に集塵(しゅうじん)フィルターをセットし、本体へ取り付けます。
集塵フィルターは高密度不織布でできており、水洗いして繰返し使用可能です。掃除機の寿命を確保するために、古くなった集塵フィルターは定期的に交換しましょう。

ひねって外したところ
(左)本体部・(中央)集塵フィルタ・(右)プレフィルタ

⑤付属パーツ
付属パーツを使って、場所・用途によって使い分けができます。
サッシ用ノズルは、ソファの隙間掃除やフィルター掃除などで使えて便利!我が家ではよく使っています。

メリット&デメリット 3年以上使用して思うこと

メリット

  • 軽い
  • 手軽に掃除できる(コードレス)
  • シンプルなパーツ
  • 安い(ダイソンの半額以下)
  • 壊れてもパーツ毎に取替え可能
  1. 軽い
    片手で楽に動かせる。我が家の子ども(5歳)でも使えます
  2. 手軽に掃除できる(コードレス)
    今や珍しいことではありませんが、バッテリー充電式&コードがないだけで掃除がとても楽です!
    部屋の隅などに立て掛けておくと、すぐに使えて便利。
    パンやお菓子の食べこぼしなどもその都度サッと掃除できます
  3. シンプルなパーツ
    付属品が少ないので、場所をとりません。またパーツがシンプルなため「掃除機の掃除」
    が比較的簡単です
  4. 安い(ダイソンの半額以下)
    試してみやすい価格帯です。最初はサブ掃除機として購入してみても◎
    戸建てならフロア毎に置いておくのもオススメ。
    小さなお子さまやペットがいるご家庭、車の掃除などでも大活躍です!
  5. 壊れてもパーツ毎に取替え可能
    全てのパーツがAmazonなどのネット通販で簡単に手に入ります。自分好みにカスタムも可能
子どもが使用している様子

デメリット

  • 倒れやすい
  • 吸込み口が大きめ(ゴミが途中で詰まることもある)
  • 吸込み仕事率が標準モード(5W)では、パワー不足に感じる
  1. 倒れやすい
    本体自体は軽く、バッテリーが重いです。そのため壁などに立て掛けた時に、バランスを崩して倒れることがあります。

    立て掛けて置く時は、付属のヒモを引っ掛けておくと安心です
  2. 吸込み口が大きめ(ゴミが途中で詰まることもある)
    吸込み口が大きいと、大きめのゴミ(ティッシュなど)も吸い取れてメリットに感じる場合もあります。 しかし、ストレート(一番長い)パイプの中でゴミが詰まってしまうととても取りづらく、故障の原因にもなりかねません。

    大きめのゴミを吸い込んでしまったら、途中で詰まってないか確認することをオススメします!
  3. 吸込み仕事率が標準モード(5W)では、パワー不足に感じる
    我が家では標準モードはあまり使わず、普段の掃除は強(20W)モードで使用。しかし、など細かいゴミを吸い取る際は「パワフルモード(30W)」でないと十分に吸い取れません。。

    逆にパワフルモードであれば、家庭で使うには十分すぎるほど吸い取れます!
ノズル裏側(大きめの吸込み口)

他のマキタコードレス掃除機との違い

マキタのコードレス掃除機は約30種類もラインナップがあります。
どれを選べば良いか悩んでしまいますよね。
大きく分類すると

  • バッテリー電源の電圧
  • 集じん方式
  • スイッチ方式

これらの分類を組み合わせて、自分好みの掃除機を選ぶことができます。

バッテリー電源の電圧

バッテリー電源は4種類あります。

  • 40V
  • 18V
  • 14.4V
  • 10.8V

基本的には電圧が高い方が、吸込み仕事率(ゴミを吸う力)は良い。

我が家では10.8Vのバッテリータイプを使用していますが、十分満足!

集じん方式

集じん方式は2種類から選択。

  • 紙パック方式
  • カプセル方式

型式によってはオプションでサイクロン式を追加できることができます。

紙パック方式
紙パック式はオプションで使用するパックを選択できます。

  • 紙パック(使い捨て) 
  • ダストバッグ(繰り返し使用可)
  • 高性能ダストバッグ(繰り返し使用可)

この3種類。

紙パックは手を汚さずゴミ捨てが可能な点は嬉しいですが、吸引力は劣ってしまいます。
さらに、紙パックのランニングコストが必要です。

吸引力の強さは

  1. ダストバッグ
  2. 高性能ダストバッグ
  3. 紙パック

ただ、ゴミの捕集性は

  1. 高性能ダストバッグ
  2. ダストバッグ
  3. 紙パック

といった感じです。


高性能ダストバッグは、目が細かく丈夫な繊維でできているので捕集性が良い。
その分通気性が少し悪くなるため、ダストバックに比べて吸引力がやや劣ります。

カプセル方式
カプセル式は、カプセル部にそのままゴミを貯めます。
カプセル部をひねって開け「カプセル内に溜まったゴミ」と「プレフィルターに付着したゴミ」を捨てます。
カプセルを開けた際に、小さなホコリが舞ってしまったり、少し手が汚れることも。

また、プレフィルター内の集塵(しゅうじん)フィルターは定期的に水洗い&十分に乾かすといったお手入が必要です。

しかし、吸引力は紙パック式より高く、ランニングコストの心配がありません。

我が家はカプセル式を使用しています。
紙パックの在庫を気にするのが嫌で、カプセル式を選びました。

スイッチ方式

スイッチ方式は3種類あります。

  • トリガスイッチ
  • ワンタッチスイッチ
  • スライド+トリガスイッチ

職場でトリガスイッチタイプを使用したことがありますが、5分も使っていると指が疲れます。
軽くちょっとだけ掃除するとき、掃除機のON/OFFを繰返す使い方にはオススメですが、家庭での使用はワンタッチスイッチがオススメです。
一度スイッチをONにするとON状態を維持するので、掃除に集中できます。

「スライド+トリガスイッチ」はスライドスイッチをONにすると、強制的にトリガをON状態でキープするスイッチです。ちょっとした掃除はトリガスイッチを使用するなど、両方の良いとこ取りスイッチのように思います。(私は使ったことがありませんが気になっています)
しかし、このスライド+トリガスイッチは18Vのカプセル仕様のみしか、選択できません。
今後他の型式にも展開されることを期待ですね。

我が家ではワンタッチスイッチ式を使用しています。

我が家のオススメはこちら

ここまで説明した内容から総合的に判断して、我が家はCL108FDを選びました!
そして3年以上も愛用しています↓

  • バッテリー電圧 10.8V
  • 集じん方式 カプセル式
  • スイッチ方式 ワンタッチスイッチ

このCL108FDが一番のオススメですが、以下の型式もオススメです。

集じん力を重視したい人にはこちらをオススメ↓

■CL281FDRFW

  • バッテリー電圧 18V
  • 集じん方式 カプセル式
  • スイッチ方式 ワンタッチスイッチ

ゴミ捨てをお手軽にしたい人はこちらの2機種↓

■CL107FD

  • バッテリー電圧 10.8V
  • 集じん方式 紙パック式
  • スイッチ方式 ワンタッチスイッチ

■CL282FDRFW

  • バッテリー電圧 18V
  • 集じん方式 紙パック式
  • スイッチ方式 ワンタッチスイッチ

まとめ

マキタのコードレス掃除機は、安くても十分な吸引力があり、軽くて丈夫な掃除機です。
これがあれば気軽にサッと掃除できるので、家事の時短になるはずです!

  • 安い掃除機が欲しい
  • 軽いコードレス掃除機が欲しい
  • 掃除機はシンプルな機能で十分

そんな方はぜひ一度マキタのコードレス掃除機を検討してみてください。

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