【我が家の秘伝レシピ】初心者でも作れる本格スパイスカレー

スパイスカレーに興味はあるけど、作り方がわからない。なんか難しそう。って思っていませんか?

私はコロナ禍のステイホーム期間中にスパイスカレー作りに挑戦!
2年試行錯誤し、初心者の私でも本格スパイスカレーが作れるようになりました。

今では外で食べるカレーよりも「自分で作ったスパイスカレーのほうが美味しい!」と思うまでに。

スパイスカレーづくりの楽しみ
  • スパイス選びで自分好みの味に
  • お家で本格スパイスカレーが味わえる
  • 家族も喜んでくれる
  • 0からカレーを作る楽しさ
  • 料理初心者でも作れる

この記事では、私が2年かけて習得したノウハウを惜しみなく公開します。
失敗談も載せていますので、参考になれば嬉しいです。
ぜひ、本格スパイスカレーを作ってみてください。

初心者でも作れます!安心してくださいね。

ちなみに、私はこちらの本でスパイスカレーを学びました。
今回のレシピもこちらの本を参考にしています。

目次

材料 8皿分

私は一度に8皿分作ることをオススメします!
理由はトマト缶・ココナッツミルクを余すことなく使い切れることと、あまったカレーは冷凍保存することでいつでも美味しいカレーが食べられるからです。

特製スパイスカレー材料
材料
鶏もも肉800g
玉ねぎ大2個
トマト缶(ホール)400g
ココナッツミルク400ml
400ml
植物油大さじ6
しょうが20g
にんにく20g
マスタードシード小さじ1
フェンネルシード小さじ1
クミンシード小さじ1
レッドチリパウダー小さじ1
(好みで調整)
パプリカパウダー小さじ2
クミンパウダー小さじ4
コリアンダーパウダー小さじ8
ターメリックパウダー小さじ1
ガラムマサラ 小さじ1
小さじ2
材料一覧表

スパイスには初期投資が必要ですが、1度購入すれば何度もスパイスカレーが作れるのでお得!

準備 手際よく作業するために

準備は重要です!
材料を切っておいたり、スパイスを小分けにしておくことで、今後の作業が手際よく進められます。

玉ねぎ

玉ねぎは半分に切ってから繊維に沿って5mm〜8mmほどの大きさにカットしておきます。

しょうが・にんにくをすりつぶす

しょうが、にんにくをすりつぶします。
手についた匂いが気になる方はこちらのガーリックプレスがオススメです。
にんにくもしょうがも簡単につぶせます。

ガーリックプレス にんにくつぶし ガーリッククラッシャー にんにく絞り  洗いやすい ガーリック にんにく あす楽

鶏もも肉に塩コショウ

鶏もも肉の皮に切れ目を入れて、両面に塩・こしょう(分量外)を揉み込みます。
その後、常温に戻しておいてください。

スパイスと塩を分けておく

スパイスと塩を、小さな容器に入れておいてください。
一度に投入できるので、手際よく作業できます。

※上記の写真は、塩を省いています

香り豊かな油づくり

大さじ6杯の油にマスタードシードを入れて中火で加熱。
パチパチとマスタードシードが弾けだしたら、フェンネルシードとクミンシードを入れて蓋を閉めます。

マスタードシードはパチパチと飛び跳ねるので注意!

パチパチ音がしなくなったら、にんにく・生姜を入れてキツネ色になるまで炒めます。

スパイスのいい香りがする油

この段階でスパイスのいい香りがしてきます!

玉ねぎを炒める 

先ほどの油に、切っておいた玉ねぎを入れ、よくかき混ぜてください。
しっかり混ぜることができれば、強火にして玉ねぎを焼いていきます。

火を入れた後、具材は混ぜず焦げないギリギリのところまで放置です!
ちょっとぐらい焦げても大丈夫ですので混ぜずに我慢。

焦げるギリギリのところで混ぜてください。

玉ねぎがキツネ色になるまでしっかり焼くことで、玉ねぎの甘味が引き出せます。

手順

焼き始めて2〜3分。

まだまだ、炒めていきましょう。
混ぜるのを我慢して、強火で放置。

これぐらいになると焦げやすくなってきます。
火を徐々に弱めながら、かき混ぜる頻度も増やしてください。

だいたいこんな感じの色になればOK。
ここまで10分〜15分程かかります。

失敗談①
混ぜる頻度が多いとなかなか火が通らず30分以上かかってしまいました。

失敗談②
焼き加減が弱いと、完成したカレーに深みがなく物足りない味に。

トマトをひたすら炒める 【最重要工程】

トマト缶のトマトを潰しながら、先ほどの鍋に入れてください。

そして、こげない程度の中火でトマトを炒めます。
この工程が一番重要です!水分が無くなり油が染み出てくるまで火を通します。

脱水すればするほど美味しくなる!

トマトを木べらで潰しながら炒めます。

脱水できたように見えますが、まだです。
もっと炒めてください。

かたまりになってきましたが、まだまだ炒めてください。

カレーロード

これぐらい、脱水できればいい感じです。
水分がほぼ無くなり、油が染み出てきます。

木べらで鍋底をこすった時にまわりの具材が崩れてこない状態。通称「カレーロード」ができればOK!

失敗談③
ここでの脱水が足りず、シャバシャバで味の薄いカレーになったことが何度も……。

スパイスの投入 特製ルウが完成

一度火を止め、スパイスと塩を投入。

混ぜ合わせた後に、中火で2〜3分ほど火を入れながら混ぜ込みます。

スパイスが水分・油を吸ってねっとりしたペースト状になってきます。

スパイスの良い香りが広がってきたら特製ルウの完成です。

ココナッツミルク&水を入れる

ココナッツミルク400gと水400gを入れてしっかりと混ぜてください。

中火で特製ルウが溶けるまで混ぜる。

混ぜ終われば、火を止めます。

鶏もも肉を焼く

塩コショウを付けて、常温に戻った鶏もも肉を焼いていきます。

皮面を下にして強火で焼き目がつくまでしっかり焼いてください。

皮面をこれぐらい焼いたあと、ひっくり返して反対面も焼いていきます。

反対面もこれぐらいの焼き色が付けばOK。

中まで完全に火が通っていなくても大丈夫です。
フライパンから出して、冷ましておきます。

さわれる温度まで冷めれば、お好みのサイズにカット。

写真は一口サイズですが、大きめに切っても美味しいですよ。

鶏もも肉を加え2〜3時間寝かせる

鶏もも肉を焼いたときの肉汁も鍋に入れると美味しいです。

中火で鶏もも肉に火を通していきます。

焦げないように軽く混ぜながら煮込みます。

しばらく寝かせます(できれば)

ここまでの工程でほぼ完成ですが、私のオススメは2時間以上寝かせます。

そのまま食べても美味しいですが、寝かせたほうがより味にまとまりが出ます。

最後のスパイスを入れて完成

寝かしたあとのカレーを温めなおし、最後のスパイス「ガラムマサラ」を入れて軽くかき混ぜれば完成です!

残ったカレーは冷凍保存

8皿分も作ると、次の日に食べても残ってしまうと思います。
残ったカレーはフリーザーバッグ等で小分けにして冷凍保存がオススメ!

冷凍保存しても味はそのまま!いつでも美味しいカレーが食べられる

冷凍保存したカレー

まとめ

いかがでしたか?
この方法であれば、誰でも本格スパイスカレーが作れます。

作ってみたけどシャバシャバで味が薄い場合は、玉ねぎ・トマトにもっと火を通してみてください。
私は何度も失敗しました。

ぜひ、本格スパイスカレーをご自宅でも味わってみてくださいね。

わからないこと、ご意見等があればお気軽にご質問ください。
全力で回答します!

(補足)スパイス購入はこちらからどうぞ

さいごに、スパイスを揃えやすいようにリンクを貼っておきますので、どうぞご参考に。
KALDIなどで自分で選ぶのも楽しいですよ。

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